冒頭の現代シーンでは、アメリカ社会を上手に描いています。個人の問題を社会のせいにする主人公、社会を恨み生きるために窃盗を働くしか方法がなく裁判にかけられる。社会風刺した映画や小説を思わせるような作り。ゲームでここまで作られたシナリオにびっくりしました。
メッセージ性が強くて、共感できる部分がところどころあった。名言ともいえるようなセリフも多かったです。
実況動画では、チャプター１０までプレイしましたが、チャプター１０以降の物語は大きく展開して大どんでん返し？が待っています。一部は感動できましたが、プレイヤーに推理したり推測させない作りになっていたりなど、海外ドラマであるような全体でみるといびつな展開になっていました。最後の展開は続編を見越してなのか、あんな終わり方でした。個人的には現代に戻って精神的に成長したフレイが見たかったですね。現代で幼い時の自分のようなオリヴィアに似た子と出会ってもよかったかもしれません。
悪い点として、オープンワールドのワクワク感がない。探索しても宝箱は全部、素材しか入ってない。サブクエが少なく、オープンワールドの行った先でサブクエに遭遇するといったサプライズが一切ない。オープンワールドの醍醐味がないように感じます。
装備は強化すると最終的にはすべて同じ能力になるので、他の防具を装備する必要性があまり感じられない。防具それぞれにアビリティのような効果がついていて、防具を手に入れると他の装備にくっつけられるようになっているが、それもどれが効果が高いのかわからない。
アダプティブトリガーを使った長押しや連打が多いので、押しっぱなしやタップ撃ちと比べて、操作が若干難しく疲れます。
探索して強化しすぎるとボス戦でもヌルいゲームになってしまいます。実況動画では、その辺はあえて調整しました。
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